
「XMのスワップポイントの付与時間(日本時間)はいつ?」
こちらの記事では、上記の様にお考えの方の方のために、XMのスワップポイントについて詳しく解説します。
ポジションを長く保有する際に気に掛かるスワップポイントですが、昨年のコロナショック以降世界各国の政策金利が引き下げられて、マイナススワップが設定される通貨ペアが増加して来ています。
スワップポイントとは何?
スワップポイントの意味を押さえておきましょう。
スワップポイントは、金利差調整分とも呼ばれていて、2カ国間の金利差によってもたらされる利益になります。
XMのスワップポイントの付与時間(日本時間)について
スワップポイントが付与される曜日と時間
スワップポイントが付与される日本時間はいつでしょうか?XMのスワップポイントは、MT4/MT5のサーバー時間0時に付与、徴収されます。
日本時間の場合は、次に挙げる通りになります。
スワップが付与される日本時間
- 夏時間:午前6時(日本時間)
- 冬時間:午前7時(日本時間)
土日分のスワップポイントは、木曜早朝に一括処理され、日本時間で木曜の早朝に関しては、3日分のスワップが付与、徴収されます。
これについては、土日に発生する金利の調整の為に発生するものです。
スワップだけの出金は不可
下記の点を覚えておきましょう。
XMでは、一部分のFX会社とは違って、スワップだけを出金することは行えません。スワップの収益が出金可能になるのは、ポジションを決済した後になります。
初心者がスワップポイントのみを用いて、稼ぐのはハードルが高い
はっきり言ってスワップポイントは保有するだけで利益を手に入れられることから、上手に活用することにすれば利益を積み重ねていけるポイントであることは間違いありません。
しかしながら、そうは言っても何となく取引するのは避けておきましょう。その訳はFXにおきまして新興国通貨を取引するそれから長期保有するということはかなりリスクが大きいからです。
次にスワップポイントを中心に考えた取引をするケースでの注意事項とリスクをご案内していきます。
スワップポイントが大きいということは、不安定な通貨である
一番初めは前提条件という形で、スワップポイント取引をする上で最も理想的なのは、価格の上下が多くないレンジ相場が長い期間続くことですが、そうは言ってもスワップポイントが大きい通貨の国に関しては、新興国、財政不安、不安定な政治状況であったり何らかの不安を抱えていることから、ボラティリティ(流動性)がかなり高く、ちょっとしたことで暴落したり高騰するケースがあります。
これに伴って、万が一にも新興国が桁外れの経済発展を成し遂げて通貨価値が上昇するとすれば、スワップポイントと為替差益で億越えの利益を出すことも十分にできるというわけです。
しかしながら、もしも国そのものが傾くようなことがあったなら、積み上げたスワップポイントなどが為替差益のマイナスであっという間に溶けてしまう他、通貨そのものが価値のない紙切れになる可能性だってあるというわけです。
ちなみにスワップポイントが生じている通貨ペアを決済しない場合は、スワップポイントは受け取れませんので、スワップポイントだけ出金しようなんていうことは不可能です。
スワップポイントが大きいマイナー通貨は、スプレッドが広めである
スプレッドというのは、1回の取引毎にかかる手数料みたいなもので、マイナー通貨に関してはスワップポイントが大きいだけではなくてスプレッドも広くなっています。
これは、スワップポイントが大きい理由と同じく、アンバランスになった国の通貨を保持していることはFX業者にもリスクがあることから、取引時の手数料を高くしているというわけです。
通貨ペアによっても変化しますが、マイナー通貨を保有した時のスプレッドを、スワップポイントで相殺するには1週間ぐらい保有し続けることが求められます。
このため、例えば毎週水曜日のスワップが3倍になる日だけ取引きしようという方に関しましては、前提条件として為替差益でプラスにすることが不可欠であり、スワップポイントはおまけぐらいに考えることが求められるということになります。
両建てはNGで、スワップポイントは必ずマイナスになります
スワップポイントは必ずマイナスになるので、注意しましょう。
同じ通貨ペア、同じ価格、同じ取引量で売り買い双方のポジションを保持することを両建てと言います。
両建て取引に関しては、上手に使いこなせばリスクをコントロールしながら取り引きを行うことが可能ですが、かなりハードルが高いため初心者にはおすすめ出来ません。
そしてスワップポイントを含めたトレードを行なうのなら絶対にNGです。その理由は多くの通貨ペアに関してはマイナススワップの方が大きくなっていることが理由です。
また、スプレッドの事も考えましたら、為替差益以外の損失が大き過ぎて、利益を挙げるまでのハードルがかなり高くなってしまうことになります。このため、両建て取引をするのは止めておいた方が良いです。
まとめ
以上、XMのスワップポイントの付与時間(日本時間)はいつ?に関してまとめました。