
XMの証拠金維持率はどれくらいでしょうか?計算方法について詳しく解説します。
FXでは資金管理が重要ですが、こちらは自分の資金量に応じたポジションを保持しましょうということであり、そこで重要となってくるのが証拠金維持率になります。
証拠金維持率を具体的に言うと、取引に必要な証拠金の何%が口座に入っているのか?という内容で、行っている取引が資金的に余裕があるのかどうなのかを割り出す目安になります。
また国内・海外に関係無しに全てのFX業者に関しては、証拠金維持率を基準にして強制ロスカット(FX業者側が強制的にポジションを全て決済する事)を行っており、FX業者によってロスカットを行うパーセンテージは色々あります。
このため、証拠金維持率についてきちんと理解しておかないと考えてもみないロスカットをされてしまう事になるので注意しましょう。
XMでは、口座の証拠金維持率が20%を割り込むとロスカットされる
証拠金維持率は、多めに維持しましょう。
XMでロスカットが行われる証拠金維持率に関しては、20%を下回った時ですので、XMで取引をする時は証拠金維持率が20%に到達しないようにロット数、ポジション、取引量をコントロールしなければなりません。
ロスカット水準となる証拠金維持率に関しては、FX業者ごとに多様で、証拠金維持率100%をロスカット水準にセッティングしているところもある一方で、維持率が0%になるまでロスカットは行わない業者もあるのです。
証拠金維持率に関しては、300%以上をキープするべき
急激な為替変動によってロスカットされることを防止するには、証拠金維持率にゆとりを持たせておくのが一番オススメです。
元を正せば証拠金維持率がギリギリになるトレードは回避すべきであり、最低限証拠金維持率300%をキープするようにすべきです。
なお、1ロットの取引を行いたいなら100万、0.1ロットの場合は、10万の証拠金が必要であると考えておきましょう。
資金にゆとりがあるケースでは、維持率を300%以上に調整してもOKです。海外FXの初心者の方に関してはとりわけ、メンタル的な負担を軽くするためにも証拠金維持率にゆとりを持たせてトレードを行なうようにすると良いでしょう。
必要証拠金の計算方法に関しては、実際的にはかなり簡単である
必要証拠金というのは、ポジションを取るために、取引する金額に応じて必要な預託金ということを意味します。
必要証拠金の計算方法はかなり簡単で、取引する金額をレバレッジで割るだけで計算できます。また、取引する金額に関しては、ロット数×取引単位で求めることが出来ます。
必要証拠金の計算方法
下記の計算方法も押さえておきましょう。
ロット数×取引単位÷ レバレッジ
FXの取引単位というのは、口座タイプによって相違しますが、全ての銘柄で一律になっています。
XMの必要証拠金が計算できる計算機ツール
便利なツールです。
XMの証拠金計算機ツールを使うことにより、計算することなしに、ササっと必要証拠金を求めることが出来ます。
両建てをした時の必要証拠金に関しては、ゼロである
XMにおいては、FXとゴールド、シルバーに関しては、取引数量が同一の両建ての場合、その両建てポジションにおいての必要証拠金の証拠金は0になります。いずれかの取引数量が大きいケースでは、数量が多い方の証拠金が必要不可欠です。
口座証拠金維持率とは?
強制ロスカットが発動する基準に関しては、証拠金維持率によって確定されますが、証拠金維持率というのは、口座の有効証拠金に対しての必要証拠金のパーセンテージになります。
XMの証拠金維持率の計算方法
証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金 x 100
例:資金12万円で2万円の必要証拠金でポジションを持った場合、12万円÷ 2万円×100%=600%です。
その後、5万円の含み損が出てきた場合、有効証拠金に関しては12万円 - 5万円=7万円になり、この時の証拠金維持率に関しては、7万円 ÷ 2万円 × 100%=500% になります。
まとめ
以上、XMの証拠金維持率はどれくらいであるのかや、計算方法について解説しました。
- FXにおいては、証拠金維持率に基づいてFX業者が強制ロスカットを行っている。
- XMにおいては、証拠金維持率が20%に到達した時点でロスカットされる。
- 取引に関しては、証拠金維持率が300%を上回るように行う。
強制ロスカットというのは、国内FXが証拠金維持率100%、XMが証拠金維持率20%で行われますので、含み損についても広く耐えることができます。それに加えてXMではゼロカットシステムを取り入れていることもあって、思いもよらぬ損失が発生しても心配のいらない業者です。
現実の上で投資する時は、XMの計算機を使って計算することをおススメします。レバレッジであったり必要な数字を入力しましたら、簡単に必要証拠金を計算することができます。