
XM(XMTrading)などの海外FX会社でFXを始めるにあたって、トレードで扱う取引数量(ロット数)の考え方で戸惑うことがあると思います。
国内FX会社と1ロットあたりの通貨数が違っていたり、そもそも「ロット」の概念がよくわからない方も多いでしょう。
海外FXでも1ロットあたりの通貨量はFX会社によって違ってきますので、トレードする前には必ず確認しておきたいポイントです。
今回はFX取引で使われる「ロット」(Lot)について解説します。

XMで1ロットのトレードするには証拠金いくら必要なのか?
「ロット」(Lot)とは、FX取引における通貨量の単位のことをいいます。
普段の生活で使う「円」や「ドル」といった単位と違い、FX初心者にとってロットという単位はなじみがないので慣れるまでに時間がかかると思います。
海外FX XMでのロットの考え方・計算方法を説明しながら、FX取引でどのように使うかを解説していきます。
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FXの取引単位「1ロット」の通貨量
FXの取引単位「1ロット」の通貨量は、ややこしいことにFX会社によって変わります。
国内FX会社の多くは「1ロット=1万通貨」としています。しかし、XM含む海外FX会社では「1ロット=10万通貨」が主流になっています。
また、「通貨」という呼称を用いている理由についてですが、FXでは取引対象がさまざまな国の「通貨」になりますので、「円」や「ドル」といったその国の通貨名称は用いず、「通貨」という呼称で統一されています。
XMでのロット定義は口座タイプで変わる
海外FX XMでのロットの定義を解説します。
XMでは基本的に「1ロット=10万通貨」になります。しかし、XMでは口座タイプをによって、1ロットの通貨量が異なります。
▼XM口座タイプ別1ロットの通貨量
口座タイプ | 1ロットの定義 |
---|---|
マイクロ口座 | 1ロット=1,000 通貨 |
スタンダード口座 | 1ロット=100,000 通貨(10万通貨) |
ゼロ(ZERO)口座 | 1ロット=100,000 通貨(10万通貨) |
スタンダード口座・ゼロ(ZERO)口座での1ロットは10万通貨となります。1ドル 100円とした場合では約1,000万円分の取引量となります。
XMのマイクロ口座は、スタンダード・ゼロ口座の100分の1の通貨量になります。1ドル=100円とした場合では約10万円分の取引量となります。
XMで1ロットの注文に必要な証拠金はいくら?
XMで1ロット取引を行うには証拠金いくら必要なのか?口座タイプごとにまとめました。
▼XM口座タイプごとの1ロットでの必要最低証拠金
口座タイプ | レバレッジ | 必要最低証拠金 |
---|---|---|
マイクロ口座 | 888倍 | 約112円 |
スタンダード口座 | 888倍 | 約11,260円 |
ゼロ(ZERO)口座 | 500倍 | 20,000円 |
XMでは、レバレッジ888倍と高い設定ができますので、実際の運用にあたり必要な証拠金を少なくすることができます。
なお、必要証拠金は以下の計算式で算出できます。
また、最新のレートで必要証拠金を知りたい方は、XM公式サイトの証拠金計算ツールを使ってみてください。
XMの最大・最小ロット数は?
XMのマイクロ口座・スタンダード口座・ゼロ口座の最大・最小ロット数を比較すると以下のようになります。
▼XMの最大ロット数と最小ロット数一覧
スタンダード・ゼロ口座 | マイクロ口座 | |
---|---|---|
最小ロット数 | 0.01ロット | 0.01ロット |
最大ロット数 | 50ロット | 100ロット |
ロット数自体は全口座共通で0.01ロットが最小取引ロット数です。
しかし、マイクロ口座については、1ロットに設定している通貨量が違うため、最も少ない取引量で取引が出来るのはマイクロ口座になります。
口座タイプごとの違い・特徴については、下記の記事でも詳細を解説しています。
XMの必要証拠金に対してロット管理(資金管理)が重要!
海外FXは「ハイレバレッジ=危険」のイメージがあるかたも多いと思います。
しかし、レバレッジが高いほど、少ない資金(証拠金)で大きなポジションを持つことができます。
以下、100,000通貨(1ロット) でレバレッジの倍率によって必要になる証拠金の例です。
レバレッジ倍率 | ドル円(100円) |
25倍(日本国内FX最大レバレッジ) | 400,000円 |
50倍 | 200,000円 |
100倍 | 100,000円 |
200倍 | 50,000円 |
400倍 | 25,000円 |
500倍 | 20,000円 |
800倍 | 12,500円 |
888倍(XM最大レバレッジ) | 11,261円 |
XMの最大レバレッジ888倍であれば、国内FXの約35分の1の資金で国内FXと同等のトレードが可能です。
見ていただければ分かるように、高いレバレッジほど必要証拠金が少なく済みます。
XM含む海外FXは危険なのか?
必要証拠金が少なく済む、ということは、それだけ多くのロットを持つことが可能になりますので、利益を獲得しやすい分、損失を出す可能性も高くなります。
多くの方が失敗してしまうのは、証拠金に対してロットを持ちすぎることによって、大きく損失を出したり、証拠金維持率が保てなくなって強制ロスカットされてしまうことです。
適切なロット管理を心がけていれば、海外FXは危険なものではなく、むしろ少ない資金で大きな取引が行える、資金効率の良い投資になります。
また、XMに限らず、海外FXでは「ゼロカットシステム」を採用しているところがほとんどですので、国内FXのように「追証」が発生することはありません。
「追証」の観点で言えば、国内FXより海外FXのほうが安全と言えます。
いずれにしても、取引ロット数については証拠金に見合ったロットをよく検討するようにしましょう。FXトレードに慣れるまでは最小取引ロットである0.01ロットから取引を始めてみるのが良いと思います。
XMなら1万円でどのくらいロットを持てる?最大ロットは?
XMのスタンダード口座で1万円を入金した場合、ドル円でどのくらいロットを持てるのか?
以下に算出してみます。(1ドル100円で計算)
1万円で持てる最大ロット数は0.88ロット、という計算になります。
しかしながら、最大ロットでポジションを持った場合、証拠金維持率に余裕がまったくない状態ですので、少しの価格変動でロスカットされる可能性があります。
XMのロスカットレベルは「証拠金維持率20%以下」になります。
100%を切ってくると強制ロスカットのリスクが増してきます。
利益をなるべく大きくし、かつロスカットされない証拠金維持率は、200%~300%程度を目安にするのが良いと思います。
XMの「実効レバレッジ」は証拠金がいくらかによって変わる
XMでは、888倍のレバレッジを利用できる話をしましたが、これは口座自体に許容される最大レバレッジのことになります。
実際のトレードが必ず888倍になるということではありません。
実際のトレードでは「実効レバレッジ」の考え方のほうが重要になってきます。
実効レバレッジは以下の計算式で算出できます。
例えば、有効証拠金が100万円、米ドル/円(1ドル=100円)で取引した場合、
このように、証拠金と取引数(ロット)によって実効レバレッジが変わります。
つまり、レバレッジは自分でコントロールすることが可能ですので、繰り返しになりますが証拠金に見合ったロット数をよく検討してください。
XMではロット制限・ポジション数に上限がある
XMでは、「1回の注文で設定できるロット数」に上限があります。
最大ロット数は口座タイプごとに違いがありますが、最大の保有ポジション数はすべての口座タイプで同じ200ポジションまでとなります。
▼XMの各口座タイプの最大ロット数と最大保有ポジション
口座タイプ | 最大ロット数 | 最大保有ポジション |
---|---|---|
スタンダード口座 | 50ロット | 200ポジション |
ゼロ口座 | 50ロット | 200ポジション |
マイクロ口座 | 100ロット | 200ポジション |
ロット制限、ポジション制限があるといっても、個人トレーダーの取引で上限まで保有することはあまりないかと思いますので、特に気にする必要はないかと思います。
XMで1ロットのトレードするには証拠金いくら必要なのか?まとめ
今回はXMにおけるロットの考え方、必要証拠金はいくら必要なのかなど詳しく解説しました。
XM含む海外FXではレバレッジが高いがゆえにリスクが高いと考える方が多いと思います。
ハイレバレッジを使うことで少ない資金で大きな利益を得られる反面、大きな損失が発生するリスクもあります。
しかし、解説してきたようにFXでは資金管理、適切なロット管理を心がけていれば、海外FXは危険なものではありません。資金の少ない方、FX初心者の方には少ない資金で大きな取引が行え、追証のリスクもないので、国内FXよりもおすすめです。
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