
だい です。
ここでは覚えておきたい重要な経済指標についてお伝えします。
FXのファンダメンタルズ要素で大切な、経済指標と決済発表を把握しておくことで値動きの変動を予測することが可能になります。
経済指標とは
経済指標とは、経済状況を構成する様々な要因(物価、金利、景気、貿易など)をデータしたもので、各国の公的機関等が発表します。
その国の経済の現状、過去からの変化を把握することができます。
経済の状況を世界に開示することになるので、景気の良し悪しやこれからどうなるかなどを把握しやすくなります。
内容次第では、指標発表時に為替相場は大きく影響を受け、突発的な値動きが発生しますので注意が必要です。
FXで重要な経済指標
FXにおいて、押さえておくべき経済指標がいくつかありますが、世界経済の中心であるアメリカの経済指標はFXをしている多くの人が注目しています。
アメリカの経済指標はマストで確認するようにしましょう。
併せて、取引している通貨の国の経済指標もチェックします。
アメリカの重要な経済指標
アメリカの経済指標で特に重要な経済指標を紹介します。
雇用統計
アメリカの経済指標で最も注目度が高い指標は「雇用統計」です。
毎月第一金曜日に発表され、日本時間で夏時間中は午後9時半になります。冬時間は午後10時半になります。
雇用統計とは、雇用に関する情報を10項目以上に渡って細かく数値化した統計情報です。
その中でも「非農業部門雇用者数」と「失業率」が注目されます。
内容次第では大きな値動きが発生することがあり、このタイミングを狙ったトレード手法もあります。
FOMC政策金利発表
アメリカの中央銀行FED、その中で実際に意思決定をしている組織FRB(米連邦準備制度理事会)の委員が一堂に会し、アメリカの政策金利を決定する会合がFOMC(米連邦公開市場委員会)になります。
FOMCは年に8回開催され、現在の景況判断と政策金利の上げ下げなどの方針が発表されます。その結果が市場の予想とは違った場合には、株式市場や為替レートが大きく変動することがあり、大きな影響を及ぼします。
国内総生産(GDP)
アメリカはGDP(国内総生産)が世界第1位の経済大国で、世界をリードしている国家です。為替市場において米ドルは基軸通貨であることから、米ドルが他の通貨に及ぼす影響は非常に大きいです。
1月、4月、7月、10月の四半期に一回発表されます。
ISM製造業景状感指数
ISM製造業景況感指数とは、全米供給管理協会(ISM)が公表しているアメリカの製造業の景況感を示す指数のことをいいます。300を超える製造業企業に対して「新規受注、生産、雇用、入荷状況、在庫」といった項目に関するアンケートを実施して、回答結果から指数を算出しています。
50%を上回っている場合は景気拡大とされ、それより下だと景気後退していると判断されます。
特に50%を下回ると景気が悪いということになるので、通貨などの価値が下落しやすくなります。
小売売上高
百貨店やスーパー等の小売・サービス業の月間売上高について、サンプル調査をベースにした景気関連の経済指標です。年末のクリスマス商戦の結果を確認する材料として、1月に発表される数値には注目が集まります。
個人消費率が多いということは、景気の良し悪しに繋がります。
指標の発表日は毎月で第2週に先月分の統計を出します。
消費者信頼感数(CCI)
消費者信頼感指数とは、米国のコンファレンス・ボード(全米産業審議委員会)という民間の調査機関が発表する経済指標です。月単位で集計し、毎月25日から月末にかけて公表します。
前回よりも高ければ景気が良くなっている、低ければ景気が悪化していると判断します。
アメリカでは、国内総生産(GDP)の約7割を個人消費が占めていますので、消費者信頼感指数のように、消費者の意識調査による指標はアメリカの景気を判断するうえでとても重視されています。
取引する通貨ペアの国の経済指標は要チェック
取引する通貨ペアが例えばGBP/JPYの場合、イギリスと日本の経済指標は確認しておくと、チャートが動くタイミングを把握しやすくなります。
経済指標発表タイミングを把握するには経済指標カレンダーを毎日チェックすることをおすすめします。
FX取引をするうえで経済指標は常に意識しておきましょう
今回はFXに必要な経済指標についてお伝えしました。
FXにおいてはテクニカル分析も重要ですが、ファンダメンタルズ要素を意識することはとても大切ですのでこれからFX始める方も意識していきましょう。
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